P322 (Plimpton 322 略記)の第I欄は、(1.98〜1.38)の数値だとすれば、1オクターブ(octave)での弦長の比率を(1〜2)にするとの関連が強いとひらめいた(2015, summer)。
それも、12平均律も包含するか、アラブ音楽で使われる微分音、半音のさらに半分、四分の一音(四分音)、つまり、24平均律にかなり近い。
又、P322 No.3のみは、さらに半分(八分音、48平均律?)に位置するようだ。
(near 2^(45/48)).
ただ、P322は24平均律としても、後半の半分は欠落していることになるが。
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音律の比に近いといっても、ズバリではなく、あるロジックがあるようだ。
当面のアプローチ結果を、Season2/Detail に示す予定。
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今のところ、P322は音律の比のテーブルで、ハープ(harp)、リラ(Lyra)、オウド(oud)などの弦を調整するためのものではないかとみている、、、が。
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例)
12平均律:2^(n/12)
24平均律:2^(n/24)
48平均律:2^(n/48)
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P322 No. |
P322 第I欄(10進数) |
24平均律 2^(n/24) |
48平均律 2^(n/48) |
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1 | 1.983... | (24/24) 2.0 |
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2 | 1.949... | (23/24) 1.943... |
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3 | 1.918... | (45/48) 1.9152... |
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4 | 1.886... | (22/24) 1.8877... |
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5 | 1.815... | (21/24) 1.834... |
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6 | 1.785... | (20/24) 1.7817... |
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